【聖書クイズ #17】福音はヨーロッパへ
この回のおさらい
パウロの2回目、3回目の宣教旅行を通し、福音はヨーロッパ大陸、そして文化の中心地だったアテネに伝えられます。
しかし、各地で設立された教会では、様々な問題が起こります。そこでパウロは、それらの教会に手紙を書きました。
その一部は、新約聖書に収められ、現在まで伝えられています。
Q1. パウロたちが第二回宣教旅行に出発した理由は?
a) 教会の人と喧嘩をして居辛くなった
b) 設立した教会の様子を見るため
c) マイルを消化するため
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正解は、(b) 設立した教会の様子を見るため です!(使徒15:36)
パウロとバルナバはエルサレムでの会議後、アンテオケに戻って活動していましたが、
パウロはある日、第一回宣教旅行で設立した教会の様子を見にいくことを提案しました。
Q2. 第二回宣教旅行でパウロに同行したのは誰でしたか?
a) ペテロ
b) シラス
c) アクラ
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正解は、(b) シラス です!(使徒行伝15:36-16:4)
途中からはテモテも同行しました。彼らはシリヤ州を通り、ルステラへと向かいました。
Q3. バルナバに同行したのは誰ですか?
a) マタイ
b) マルコ
c) ルカ
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正解は、(b) マルコ です!
パウロはマルコを同行させることに反対し、バルナバとパウロの間に激論が起こり、彼らは二手に分かれ、バルナバとマルコはキプロスへ渡りました。
Q4. ピリピの獄吏は信じて何をしましたか?
a) 洗礼を受けた
b) パウロの銅像を立てた
c) 自害した
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正解は、(a) 洗礼を受けた です!
ピリピの獄吏は一家そろって、その夜のうちに洗礼を受けました。
パウロとシラスが大声で獄吏の自害を止めると、おののいた獄吏は、救われるために何をすべきかと聞き、福音を信じるに至ったのです。
Q5. コリントでパウロに協力した夫妻は誰でしたか?
a) アクラとプリスキラ
b) アナニヤとサッピラ
c) ザカリヤとエリサベツ
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正解は、(a) アクラとプリスキラ です!
アクラはポント州出身のユダヤ人で、天幕職人でした。
パウロはアカヤ州の首都コリントで彼らに出会い、その家に住み込み、ユダヤ人やギリシヤ人の説得に努めました。
Q6. パウロの職業は何だったでしょうか?
a) 大工
b) 天幕職人
c) 銀細工人
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正解は、(b) 天幕職人 です!(使徒行伝18:1-4)
使徒行伝の18章3節には
「パウロは彼ら(アクラとプリスキラ)のところに行ったが、互に同業であったので、その家に住み込んで、一緒に仕事をした。天幕造りがその職業であった」
と書かれています。
Q7. 理解することと、信じることは、どう違うと思いますか?
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聖書は信じることの重要性を説いています。
アテネの哲学者たちは、パウロの説明を聞いて理解しましたが、信じようとはしませんでした。
しかし、ピリピの獄吏はパウロの簡単な説明を聞いてすぐに信じたようです。
その違いはどこにあったか、考えてみましょう。