【2分聖書 #13】イエスの宣教活動
多くのたとえを用い、神の国を説いたイエス
イエスは多くのたとえを用い、人々に「天国」や「罪の赦し」、「救い」などについて説きました。
「ラザロの復活」
それと同時に、イエスは病を癒したり、奇跡を行うなど、さまざまな業も行いました。「ラザロの復活」という事件では、イエスご自身がよみがえりであり命であると宣言しています。
マルタはイエスに言った、「主よ、もしあなたがここにいて下さったなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょう」。……イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる」。……人々は石を取りのけた。すると、イエスは目を天にむけて言われた、「……あなたがいつでもわたしの願いを聞きいれて下さることを、よく知っています。しかし、こう申しますのは、そばに立っている人々に、あなたがわたしをつかわされたことを、信じさせるためであります」。 こう言いながら、大声で「ラザロよ、出てきなさい」と呼ばわれた。(ヨハネによる福音書 11:21-43)
洗礼者ヨハネの処刑
イエスたちが宣教を続ける中、バプテスマのヨハネは処刑されました。そして3年余り宣教をしてきたイエスにも終わりの時が迫ってきます。
「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子は祭司長、律法学者たちの手に渡されるであろう。彼らは彼に死刑を宣告し、 そして彼をあざけり、むち打ち、十字架につけさせるために、異邦人に引きわたすであろう。そして彼は三日目によみがえるであろう」。(マタイによる福音書 20:18-19)