【聖書クイズ #02】ノアの洪水
この回のおさらい
第2課ではカインとアベル、ノアの洪水、バベルの塔のストーリーから、人は悪に向かいやすい存在ではあるものの、救い出される方法が準備されていることを学びました。
アベルやノアが神にささげた犠牲はキリストの出現を暗示していると考えられますし、洪水による罪人の死とノア一家の救い、そして神による約束は「洗礼」を思い起こさせます。
Q1. カインとアベルの職業は何でしたか?
a) 羊を飼う者
b) 祭儀を執り行う者
c) 土を耕す者
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正解は、
カインは (c) 土を耕す者
アベルは (a) 羊を飼う者
です!
兄のカインは土を耕す者、弟のアベルは羊を飼う者となりました。ちなみに、彼らの父アダムは神に命じられたように、土を耕していました。
Q2. 神はカインとアベル、どちらの供え物を顧みられましたか?
a) カイン
b) アベル
c) 両方
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正解は、(b) アベル です!
神は弟、アベルの供え物を顧みられました。そのため、兄のカインは大いに憤って顔を伏せました。さらに、カインはアベルを野に連れ出し、立ちかかって彼を殺しました。
Q3. 神はなぜ洪水で世界を滅ぼされたのですか? 創世記6章5-7節を開けてみましょう。
「創世記」は旧約聖書の最初の書です。聖書をお持ちの方は実際に、聖書を開けて読んでみてください。
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「人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかり」であったため、神は心を痛め「人を地のおもてからぬぐい去ろう」と言われました。(創世記6:5〜7)
Q4. オリーブの若葉をくわえてノアの所に帰って来た鳥は、何だったでしょう?
a) からす
b) わし
c) はと
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正解は、(c) はと です!
ノアは、まずからすを放ち、次にはとを放ちました。はとはそのままノアのところに帰ってきましたが、七日待って再びノアがはとを放つと、今度はオリーブの若葉をくわえて戻ってきました。
こうして、ノアは地から水がひいたのを知りました。
Q5. 神がノアと結ばれた契約の印とされたのは何ですか?
a) 契約の板
b) にじ
c) ひつじ
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正解は、(b) にじ です!
神が立てた契約とは「すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはな」いという約束で、このしるしとして雲の中に、にじが置かれました。(創世記9:11-13)
Q6. 今回学んだ箇所で、動物犠牲をささげたのは誰でしょうか?
a) アベル
b) セム
c) ノア
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正解は、(a) アベル と (c) ノア です!
弟アベルが群れのういごと肥えたもの、そして、ノアが洪水の後に、すべての清い獣と、すべての清い鳥のうちから犠牲、燔祭を献げています。
これは後世の「罪のためのいけにえ」さらにはキリストの十字架による罪の赦しを暗示するもの「型」であると考えられています。
Q7. 神はなぜカインのささげものを顧みられなかったのでしょうか?
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神はレビ記では穀物のささげものも受け入れています。そのため、神はアベルが「ういごと肥えたもの」、つまり最上のものをささげたことを喜んだという説もありますが、みなさんはどう思われますか。