【聖書ヘブライ語 #4】
動詞の種類が、意味を調べる鍵を握る!
前回はヘブライ語の名詞・形容詞には性と数があることをご紹介しました。
動画でご紹介しているサイトはこちら:https://www.blueletterbible.org
最終回となる今回は、日本語で「神」と訳されている「エロヒーム」が複数形かどうかについての議論をご紹介しながら、動詞の種類を把握することが、意味を紐解く鍵になることをご紹介します!
この動画の主なポイント
聖書ヘブライ語の動詞は、時制が2つしかありませんが、態は7つあります。そのため、意味を理解する時にも、7つある態を理解することが重要になってきます。
・聖書箇所 創世記1:1-4
・動詞「創造された」の文法解析(Parsing)
・神の名(エロヒーム)は複数形、しかし、動詞は単数形
・"尊厳複数"によって説明可能
・時制は2つ(完了形と未完了形)のみだが、意味は多様
・態は7つ ※ 重要ポイント
・動詞「創造された」の文法解析(Strong's Number)
・動詞「おおっていた」の文法解析
・動詞「見た」の文法解析
・動詞「見る」のヒトパエル態(再帰動詞):「レヒトラオット」(別れの挨拶)
聖書ヘブライ語シリーズ について
4回で聖書ヘブライ語の基礎が一通りカバーできる講座です!
1. 文字を知らなくてもヘブライ語聖書を読む方法(Blue Letter Bibleの使い方)
2. 文法知識なしでヘブライ語聖書を読む方法(知っておくと便利な文字)
4. 意味を調べる鍵「動詞」(動詞の種類を知る)