【2分聖書 #01】アダムとエバの物語
天地創造と人の創造
世界の創造、アダムとエバの物語は創世記の最初に登場します。世界は6日で創造され、最初の人アダムの助け手として、女性エバが創造されたと書かれています。
善悪を知る木からとって食べることを禁じる
アダムとエバは、はじめエデンの園で暮らしていました。この園の中央には善悪を知る木、命の木がありましたが、神は善悪を知る木から取って食べることを禁じました。
主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。(創世記 2:16-17)
人が罪を犯す存在になり、エデンの園から追放される
しかし、エバは蛇の惑わしによって、その実をとって食べ、それをアダムにも与え、彼も食べてしまいます。これにより、人は罪を犯すものになりました。そこで神は彼らを罰し、命の木からも取って食べることがないよう、エデンの園から追放されます。
主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。 ……神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。(創世記 3:22-24)
聖書の主題:命に至る道
しかし、神はその後も人に、命に至る道を示し続けます。これこそが聖書の主題です。