【聖書クイズ #09】バビロン捕囚

この回のおさらい

北王国の滅亡からおよそ130年の後、南のユダ王国も滅亡し、民は王国から捕えられていきました。

この事件は、その後のユダヤ人たちに大きな影響を与えることになります。この時期、ユダヤ人は独自の信仰形態を発展させていきました。

また、居住地域も世界各地に広がり、神の人類救済に向けた準備が進められていきます。

Q1. 南のユダ王国は、何という国に滅ぼされましたか?

a) バビロン

b) アッシリア

c) シリア

-----







正解は、(a) バビロン です!

紀元前587年 ごろ、エルサレムは陥落し、ソロモン王の建てた神殿は破壊され、民はバビロンへと連行されました。

Q2. 涙の預言者と呼ばれるのは誰?

a) イザヤ

b) ホセア

c) エレミヤ

-----







正解は、(c) エレミヤ です!

エレミヤは若き日に召命を受け、王国の敗北、そして「契約の民」の捕囚を預言しました。しかし、その後に、民がエルサレムに帰還すること、そして、神がイスラエルと「新しい契約」を立てることも預言しました。

Q3. バビロンに包囲攻撃を受ける中で、エレミヤは人々に何を語った?

a) バビロンへの徹底抗戦

b) 集団自決の道

c) 降伏してバビロンに行くこと

-----







正解は、(c) 降伏してバビロンに行くこと です!

エレミヤは降伏してバビロンに行くよう説きました。しかし、これに怒った人々は、エレミヤを水の無い井戸に投げ込みました。

Q4. 次のうち、バビロンで書かれたとされるのは?

a) 伝道の書

b) エゼキエル書

c) ナホム書

-----







正解は、(b) エゼキエル書 です!

エゼキエルは夢や幻のことを記す形式で、ユダヤ人の使命についても語っています。

ちなみに、エレミヤの作と言われている哀歌は、捕囚の民となった人々の嘆きと苦しみを歌っています。

Q5. エレミヤのイスラエルへの帰還預言を読んで、帰還を祈った預言者は?

a) イザヤ

b) ヨシュア

c) ダニエル

-----







正解は、(c) ダニエル です!

ダニエル書によれば、ダニエルはバビロンで要職につきながら、預言者として活動し、反対者によって、燃える炉の中や、ライオンの穴に投げ込まれましたが、神に助けられました。

Q6. バビロンで過ごしたのは何年?(エレミヤ書29:10)

a) 約40年

b) 約70年

c) 約130年

-----







正解は、(b) 約70年 です!

この期間、ユダヤ人はそれまで信仰の中心だった神殿での祭儀ができなくなり、神殿祭儀を中心とした宗教から、聖典を学ぶ宗教になりました。

Q7. 神は捕囚の前からユダヤ人を帰還させると決めていたなら、なぜバビロン捕囚が必要だったのでしょう?











神が不信の民を罰せられたという見方もありますが、バビロン捕囚はイスラエル民族を育てるために必要な期間だった、とも言えます。

みなさんはどう思われますか?

SKKの聖書講座のご案内

SKKでは聖書講座を開講しております。より詳しい内容も学んでいただけますので、お気軽にお問い合わせください。

 ●  お問合せフォーム

 ●  LINE公式アカウント

 ●  メール

受講方法や開講日時等についてご案内させていただきます。

ページトップへ