【聖書クイズ #08】南王国
この回のおさらい
ソロモンの死後、王国は南北に分裂し、北王国はアッシリアに滅ぼされましたが、南王国は滅亡を免れました。
南王国では「われわれには神殿があるから大丈夫」という意識が広がりましたが、
多くの預言者が、神の怒りによってわざわいが来るという警告と、悔い改めの呼びかけ、
そして、理想的な指導者・メシアの出現について語りました。
Q1. 王国は南北に分裂しましたが、それぞれの国名は何?
a) エルサレム王国
b) ユダ王国
c) イスラエル王国
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正解は、南が (a) ユダ王国、北が (c) イスラエル王国 です!
北のイスラエル王国には神殿がありませんでしたが、南のユダ王国には神殿がありました。
Q2. 南王国の人々の信仰の問題点は?
a) 金の子牛を拝していたこと
b) 宗教儀式を行わなかったこと
c) 宗教儀式が形骸化していたこと
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正解は、(c) 宗教儀式が形骸化していたこと です!
ユダ王国の人々は宗教行為には熱心でしたが、社会には格差と不正が蔓延していました。
Q3. 預言書でダビデが言及される時、何を指すことが多いでしょう?
a) メシア(キリスト)
b) ラビ
c) 裁判官
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正解は、(a) メシア(キリスト) です!
新約聖書でもイエスは「ダビデの子」と呼ばれています。預言者イザヤもダビデ王の再来であるメシアがイスラエルの国をたて直すと預言しました。
Q4. 最も多くの章がある預言書は何でしょう?
a) エレミヤ書
b) イザヤ書
c) アモス書
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正解は、(b) イザヤ書 です!
預言者イザヤは形骸化した神殿祭儀が神の怒りを招いていると警告し、悔い改めも叫びました。また、イエスの生涯を示すと見られる預言も多数残しており、新約聖書にも引用されています。
Q5. ヨシヤ王の時代に発見された律法の巻物はどの書だと言われているでしょう?
a) 出エジプト記
b) レビ記
c) 申命記
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正解は、(c) 申命記 です!
一般的に申命記だと言われています。その律法の巻物を発見したヨシヤ王の宗教改革で、人々は異国の神をエルサレムから排除し、イスラエルの神への信仰を新たにしたと言われています。
Q6. アッシリヤを滅ぼしたのはなんという国でしたか?
a) バビロン
b) ローマ
c) ペルシャ
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正解は、(a) バビロン(新バビロニア帝国) です!
ただ、バビロンも決してイスラエルに親切ではなく、ほどなくイスラエルはバビロンの属国となりました。
Q7. メシア預言が成就するまでに、なぜ700年あまりかかったのでしょうか?
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聖書には「主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである」(第二ペテロ3:8)ということばもあり、
神は、メシア預言をすぐに成就されたとも言えますが、みなさまはどう思われますか?