【2分聖書 #09】バビロン捕囚後のユダヤ人

南のユダ王国の滅亡とバビロン捕囚

北王国の滅亡からおよそ130年の後、南のユダ王国は新バビロニアによって滅ぼされ、民はその首都バビロンに移住させられました。この事件は、バビロン捕囚とよばれます。

彼は神の宮のもろもろの大小の器物、主の宮の貨財、王とそのつかさたちの貨財など、すべてこれをバビロンに携えて行き、 神の宮を焼き、エルサレムの城壁をくずし、そのうちの宮殿をことごとく火で焼き、そのうちの尊い器物をことごとくこわした。 彼はまたつるぎをのがれた者どもを、バビロンに捕えて行って、彼とその子らの家来となし、ペルシャの国の興るまで、そうして置いた。(‭‭歴代誌下‬ ‭36:18-20‬)

捕囚の70年

バビロンで過ごした70年は、ユダヤ人にとっては大きな試練の時でした。ユダヤ人は、祭儀の中心であった神殿を失い、文書を学ぶという信仰形態を発展させていきました。

南王国の民「ユダヤ人」

彼らが南のユダ王国の人々という意味で「ユダヤ人」と呼ばれるようになっていったのもこの時期です。彼らの居住地域は世界各地に広がり、神の人類救済に向けた準備が進められていきます。

主なる神はこう言われる、彼らはあなたがたを荒し、四方からあなたがたを打ち滅ぼしたので、あなたがたは他の国民の所有となり、また民の悪いうわさとなった。……イスラエルの家よ、わたしがすることは……あなたがたが行った諸国民の中で汚した、わが聖なる名のためである。……わたしがあなたがたによって、彼らの目の前に、わたしの聖なることを示す時、諸国民はわたしが主であることを悟ると、主なる神は言われる。(‭‭エゼキエル書‬ ‭36: 3, 22-24‬)‬‬‬

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