【2分聖書 #03】アブラハム・イサク・ヤコブ
アブラハムがカナンの地に行き、祝福の基になると約束される
ノアの息子のセムから数えて10代目のアブラハムはカナンの地に行き、神から祝福を受けて、全ての民の祝福の基になると約束されました。
時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て……わたしが示す地に行きなさい。 わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう……」。(創世記 12:1-3)
アブラハムの子、イサクに双子が生まれる
アブラハムの子であるイサクには双子が生まれます。弟ヤコブは兄エソウにかわり、祝福を受けましたが、エソウは怒り、ヤコブを殺そうとします。
弟ヤコブは叔父ラバンのもとへ逃れるも、ラバンとの関係も悪化し、再びカナンの地へ
ヤコブは叔父ラバンのもとへ逃れ、そのふたりの娘と結婚するのですが、ラバンとの関係が悪化すると、再びカナンの地に戻りました。
またヤコブがラバンの顔を見るのに、それは自分に対して以前のようではなかった。 主はヤコブに言われた、「あなたの先祖の国へ帰り、親族のもとに行きなさい……」。(創世記 31:2-3)
ヤコブは12人の息子のうちヨセフとベニヤミンを可愛がる
ヤコブには12人の息子が生まれ、彼はとりわけヨセフとベニヤミンを可愛がりました。ヨセフは兄たちに嫌われ、エジプトに売られてしまいます。
時にミデアンびとの商人たちが通りかかったので、彼らは……銀二十シケルでヨセフをイシマエルびとに売った。(創世記 37:28)
しかし、このエジプトに売られたヨセフがやがて一家を救うことになるのです。